京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉です。
「朝、仕事に行くのがしんどい」って思うことありますよね。
今日は、そんな時にチェックしたいポイントについてお話しします。
ただ、これは、沢山のチェックするべき項目があるので、
カウンセリングをする時に、どんな項目についてお話を聴いているのかについておしらせします。
・年齢、勤続年数、転職の回数、転職の理由ーーーこれまでの職業体験
・職場での人間関係とポジションーーー職場での人間関係
・業務の内容、勤務時間、通勤時間などーーー働く環境
・なぜそのその仕事を選んだのか?ーーー仕事を選んだ理由
・家族構成、仕事以外の、家庭での生活環境ーーー生活環境
・病気の既往歴ーーー病気について
・いつから、仕事に行きたくないのか?なぜ行きたくないのか?
・体調(食欲、睡眠、体の不調、仕事に集中できるかなど。)
・相談できる人がいるか、「しんどい」と言える人がいるかーーー人間関係全般
というようなことをまずお聞きします。
本当はもう少しあるのですが、概略をお伝えするために絞りました。
上記の内容を、スマホのメモでも紙にでも、
一度書き出してみることで、客観的に自分のことをみることができると思います。
例えば、最近の出来事として、離婚。家族の大病。会社が倒産して転職した。
産休明けの復職。休職後の復職。親の介護が始まった。
など。明確なストレスになるきっかけがある場合はあなた自身が自覚しやすいです。
ただ、カウンセリングを受けに来られる方の声としてよく聞くのが、
「こんな悩みで、カウンセリングを受けてもいいんですか?」
というような声をよく聞きます。
詳しくお話を聞いてみると、
朝、仕事に行くと思っただけでお腹を下す。胃が痛くなる。
というような明らかな体調不良があったり。
仕事に集中できなくてミスを繰り返してしまう。
というようなことがあるにも関わらず、
「こんな悩みで、カウンセリングを受けてもいいんですか?」
と言われます。
時には、このまま無理して仕事に行くと、うつ状態で寝込んで動けなくなるだろうな。
というような状況にも関わらず、「仕事には行かないといけないので。」
とおっしゃる「真面目すぎる方」がとっても多いです。
ポイント1:体調面の不調。
体重の増減、睡眠に関する悩み、食欲の増減、腹痛、胃痛、下痢、吐き気などの身体症状が、
朝起きて仕事に行かないといけないと思うと出てくる。
もしくは、出勤途中、出勤してからもこのような症状が1つでもあてはまる方。
ポイント2:期間
その症状が2週間以上続いている。もしくは、過去にも2週間以上このような状況が続いた。
ポイント3:医療機関
医療機関を受診していない。(受診する事に心理的な抵抗がある。)
医療機関を受診しても意味がないと思っている。
医療機関を受診したが、先生との相性が合わない。
ポイント4:職場のこと
仕事は休みたいと言い出せず。辛くても、我慢して出勤している。
医療機関を受診するためにお休み取りたいと言えない。
過去に休職したことがあるので、2度目の休職ができない。
これ以上休職すると、退職するしかないので、我慢して仕事に行っている。
職場の人間関係のことで仕事に行きたくないと感じることが多々ある。
これらのポイントを一度、ご自身でチェックしてみてください。
何個チェックがつきましたか?
もしくは、これは、今の私、にぴったり当てはまる。
というようなものはありませんでしたでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
「頭ではわかった。当てはまることはあるけれど。」
となっていませんか?
カウンセリングに来られた方でも、
このチェックポイントを受け入れて、休職したり。
カウンセリングを受けることに抵抗を持ったままの方が大半です。
それは、かつでの僕もそうでした。
ただ、このチェックポイントにあるような内容は全て解決できます。
ウツになる方というのは、とても真面目な方が多い。
だから、ついつい頑張りすぎて。我慢しちゃいます。
特におすすめしていることがあります。
例えば、朝、起きると、仕事に行きたくないな。と感じて。
胃が痛くなる。お腹を下してしまう。頭痛がする。
だから、薬を飲んで仕事に行く。こういう方がおられます。
ちょっとだけ。ほんの少しだけ立ち止まってみて頂ければと思います。
その痛みは、あなたに何を伝えようとしてくれているんでしょうか?
「仕事に行きたくないよー。」
「こんなに頑張ってるのに。もう限界。」
「この辛さわかって欲しい。」
もし、その痛みに口があって声を上げるとしたら。
なんて言いそうですか?
もし、そんな言葉が出てくるなら。
それは、まず、あなたが、その事に気づいてあげるのが、最初のステップです。
いかがでしたでしょうか?
その痛みや、体の不調は、あなたに何を教えてくれていましたか?
その痛みの声を一緒に聞きながら、気持ちを楽にしてく。
そんなお手伝いをさせて頂いています。
記事を読んでみて。
気づいたら無視せずに「痛みの声」を聴く時間を取ってあげる。
我慢しすぎて、限界が来る前に。
お気軽にご相談頂ければ、気持ちがすっと楽になりますよ。