京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉です。
恐怖症の治療は難しい。時間がかかる。そんな風に思っていませんか?もし、あなたがそんな風に思っているなら、それは最新の脳科学がベースとした心理技術を知らない。ただそれだけのことです。まず、最初に、恐怖症を、脳科学という視点から簡単に説明させて頂きます。という前回の記事にメッセージを頂きました。
誰でも1分間で恐怖症を治す。ゴキブリ恐怖症を解消できる心理技術”EFT”
***** 以下頂きましたメール **************
先日やってみて、そして昨日またふと思い出して「いるんじゃないか」
という不安に駆られたので、もう一度やりました。 ゴキブリは飛んでくるからイヤ」
とか言葉に出して言うだけで何回も身震いしました。
(実際に飛んでこられたトラウマもあったし)
フレーズを何回か繰り返しました。
たぶん9→3くらいにはなったと思います。
そこでさらに3をなくそうとタッピングしていて気が付いたんですけど、
恐怖の根源はゴキブリではないのですね。
ゴキブリが不快で嫌なのは本当だけど、
それは問題の表面であって、本当のところは、その不快で嫌なことがあったとき、
「自分ではどうしようもできない」とか「助けてもらえない」とか「逃げだせない」
という恐怖や絶望感がゴキブリ登場というイベントを必要以上に感情的な
ドラマティックなものにしているのかなぁと思いました。
(その根源的な恐怖に「はっ」として、その時はやめちゃったんですけど、
今後はその「怖い」にタッピングしていこうと思います。)
心理学の講座で、パニック障害の原因を「二重に苦しくなるから」と言っていたのを思い出しました。
ゴキブリ恐怖症は「もともともっている恐怖」+
「ゴキブリへの不快感」=「わけわからんくなるほど怖い」なのかなぁ、と。
「怖い」のコップが普段からなみなみいっぱいになっていると、
ちょっとした刺激であふれてしまう感じでしょうか。
そう考えると、一個の「怖い」とか「悲しい」とかの問題を取り除くと、
しらんまに他の問題も薄くなったり、
なくなってたりすることがあるっていうのが理解できそうって思ったのですが、合ってますか??
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***** 以上頂きましたメール ***********
EFT を実践して頂きましてありがとうございます。質問に対するお返事です。
9→3 という数値化されていることは素晴らしいです!
そして、数字が減っている。きっとそれだけ減ると、楽になられたのではないでしょうか?
この数字の変化は「いるんじゃないか」という【不安】だとすると小さくなりましたね。
凄いと思います。そして、何よりもそこからの考察が素晴らしいです。
ゴキブリ登場という出来事を、必要以上に感情的なドラマにしていました。
そうなんです。過剰に【怖い】という気持ちがあるとき、
その対象に対して、何かを”投影”しているということがあります。
メールで頂いてるように、「自分ではどうしようもできない」とか
「助けてもらえない」とか「逃げ出せない」とか。
【質問させて頂いてよろしいでしょうか?】
- 小さなとき、あなたにとって、どうしようもできないことって、何ですか?
- 小さなとき、助けてくれなかったのは誰でしょうか?
- 小さいとき、逃げ出したいけど、逃げ出せないってどんなことがありましたか?
このような質問をすることで、ゴキブリに”投影”されているもの
(何かをゴキブリに映しているその対象)が明らかになります。
もしかしたら、あなたにも、似たようなことが起こっていませんか?
そうです。怖いというのは、本当はゴキブリではなかった可能性があるということです。
実際のカウンセリングでは、そこにどんな”投影”があるのかを探して、そこについて扱っていきます。
そこまで自分でするのはなかなか難しいと思いますので、
その事に気付くことができたことだけでも、凄いことです。
そのことは頭の片隅に置いておいて頂けるといいかと思います。
今後は【怖い】に”EFT”タッピング していこうと思います。
それは凄くいいことですね。残っている怖いも無くなると、
何かそこから気付くことがあるかと思います。
トライしてみてください。ですが、無理は禁物です。
これは自分の手には負えないな。と思ったら必ず専門家にご相談ください。
自分でやるときにはあくまでも自己責任です。
やってみることは本当に素晴らしいことですが、
無理だけはしないようにしてください。
ゴキブリ恐怖症を作り出すのは、「もともと持っている恐怖」+「ゴキブリへの不快感」=?
?=「わけわかんなるほど怖い」でしょうか?
ということですが、正解です。「ゴキブリへの不快感」というところに、
何かしらの”投影”が起こっているのかもしれません。
おっしゃるように、人が感じられる怖いの量は、コップに溜まる水のようなものです。
コップですので許容量があります。
ギリギリいっぱいのところまで水が入っていると、
なにかしらのきっかけがあると、それが溢れ出すということがあります。
おっしゃるように、その刺激は人によって何が刺激になるかは異なります。
今回の事だと、ゴキブリがそれに当たります。
ゴキブリに対する【怖い】を取り除くと、他に怖かったものも薄くなります。
そうです。おっしゃるように、コップに溜めている水と同じようなものですので、
ゴキブリに対する【怖い】が無くなると、他に【怖い】と感じていたものも小さくなります。
それは、冒頭部分に身震いしました。
とおっしゃっているように、体の中にある。
【怖い】という感情を震えることによって、
放出するということもすると、体にある怖いという感情も減るので、
他の事に対して【怖い】と感じていることも減ります。
ただし、前にも書きましたが、あまりにも、体が強く震えたり、
自分では手に負えないようなものを自分一人で対応することには、
リスクもあります。
心と体に聞いてみて、絶対に無理だけはしないようにしてください。
以上で頂いたメールのお返事でよろしいでしょうか?
読者の方も、読んでいて気になった。
記事にしてもいいから、教えて欲しいという方はお気軽にメールをください。
muishikikun7*gmail.com *→@
に変換してください。までメールください。
恐怖症は最新の心理学を使ったカウンセリングで解消できます。ご相談ください。
京都心理カウンセリングでは、恐怖症のカウンセリングを得意としています。
1回で必ず解決できます。少し勇気がいるように思われるかもしれません。
大丈夫です。私が全力でサポートさせて頂きます。
安心してご相談ください。恐怖症に悩まされなくなったら。
ゴキブリが怖くない。それを小さな事と感じられるかもしれません。
それは、本当に小さなことでしょうか?
夜眠れなくなってしまったり、仕事のパフォーマンスが下がったり。
解決することで、得られるものは、小さなものではないはずです。
これまでどれくらいの時間悩まれてこられましたか?
大抵の方がこう言われます。『もっと早く受けたかった。』
そう言って頂くと、これまでそんなにも恐怖症が邪魔していたんだな。
ということを知ります。受けるか受けないか迷っているあなた。
悩みを解決してスッキリする未来。
これからも悩み続ける未来。
どちらが欲しいですか?あなたの選択で未来は選べます。
絶対後悔させないことをお約束します。