カウンセラーからの【お知らせ】

目標達成できない時。潜在意識の7つの落とし穴にあなたははまっていませんか?

京都心理カウンセリング 塩澤順哉です。


今日は、自分に言い聞かせるようなところもありつつ。
記事を書かせていただきます。

カウンセリングをしていて感じること。
そして、これものすごく大事だなって思うことがありました。

それは、最初に来た時に思っていたい「目標を下げないこと。」

これ。本当にメチャクチャ大事です。

最初、相談にお越し頂く時に、
こんな風になりたいなぁという目標があります。

うつを克服して、仕事に前向きに取り組めるようになること。
メンタル不調を安定させて、パートナーとの関係を良くすること。
これまで繰り返してきたパターンを辞めて、違う選択をすること。

最初みなさんメチャクチャ素敵な、プラン、ゴールのイメージを持って来ていただきます。

登山に例えると、こんな山に登ってみたいんです!
というような本当に素敵なプランです。

それで、その山に登るには、どんな関門があるのかというような
お話をして、1合目から、10合目、山頂に進む
プランニングをしていきます。
それで進んで行きましょう!というお話しになります。

ここまでは、割とみなさんスムーズに進みます。

僕がガイド役として、一緒に山を登っていくわけです。
すると何が起こるか。

本当にメチャクチャよくあることなのですが、
5合目ぐらいにまで来ると、出発前に比べると、
明らかに、見える景色が違って見えたり。
気分転換が起こったり。
また登山の中で色んな心境の変化があります。

まぁここまで来られたから。
「これぐらいでいいやー!」
という。勝手に目標地点を手前にしてしまう。
という現象が起こってきます。

しかも、登山の場合、山頂までまだ先があることが見えるけれど、
人生の目標は目に見えにくいことがあり。
そんな目標なかったよー。
みたいな顔をされる方も少なくありません。

本当にこれ。メチャクチャ多いです。
半分近い方が途中こんな風になると言っても過言ではありません。

なぜ、目標を下げるということが起こるのかと言う理由について考えてみました。

1、痛みが軽減して、楽になった。
2、楽になることによって痛みを避ける燃料が切れて動けない。
3、自己重要感が低いから「こんなもんでいいや」という諦めが入る。
4、変化に対する恐怖の気持ちが出てきてそこに負けてしまう。
5、変化しないでいる事の利得に負ける。(家族の注目を集めるなど)
6、変化することによる、責任を負いたくない。(働かないといけないなど)
7、元気になってしまうと、誰かのせいにできなくなる。

というような原因が考えられます。
原因は1つの時があれば、
全ての原因が当てはまるある場合もあります。

いくつ当てはまりましたか?
ここ、スルーせずに、いくつ当てはまったか。
振り返ってみてみてください。

僕のところに来られているクライアントさんの中でも、
こういう原因で、本来登れるはずの山に登り切らずに、
まぁいいやーってなっているクライアントさんがいます。
で、その人たちに、もう少しやってみませんか?
というようなお話しもさせて頂くのですが、
1やっぱりやってみます
2やっぱりここで終わりにします。

2つのお返事が返ってきます。

特に、二次利得(疾病利得)病気であることのメリット、
問題解決をしないでいることのメリット、がある場合は、
特にこれが起こりやすくなります。

ここまで書いてみて、思ったことがあります。

これって、今の僕の気持ちを反映させているなー
って思ったんです。

クライアントさんから、こんな風に言われて僕はびっくりしました。
「先生も悩むんですか?!」
って言われたんです。

僕はその言葉にものすごい衝撃を受けました。
何よりも自己開示することを大事にしているからです。

僕はメッチャ悩みます。
友人からは、「まぁ趣味悩みごとやろ?」って言われるぐらいです。
一切否定はしません。
それぐらい自分でも、ネガティブ思考がまだ残っていると思っています。

だけど、ネガティブ思考ですが、

ネガティブになって行動できない。
ネガティブな感情に支配され続ける。
ネガティブな感情を感じている理由がわからない。

こういうことはなくなりました。

だから今は、明るいネガティブ。
楽しいネガティブ だと自分のことを思っています。

そして、僕も途中で山登りを辞める癖があります。
もぅこれぐらいでいいかなぁと、基準を下げてしまっていました。
それは、「痛みを避ける燃料」で走れなくなった。
というのが正しい表現かもしれません。

誰にだって、そんなことが起こるし。
目標を下げてしまうことが悪いことだとも思いません。
ただ、人生を振り返った時に、その選択が。
本当に、あなた自身にとって。
後悔のない選択。
これが自分の人生だと言える選択なのでしょうか?

そこに向き合うことはエネルギーがいると思います。
僕自身も、最近改めてそこに取り組むことにしました。

痛みを避けるエネルギーで走れるところまで走ってきた。
そういうあなた自身をまずしっかりねぎらってあげること。
心から認めてあげること。

そして、今後の人生を、どんな風に生きてみたいのか?
ということをもう一度、ゆっくりと時間をとって感じること。

最近、少し時間があったので、そんな風にしてみることにしました。

大人になると忘れがちですが。
今日という日は。今という一瞬は、常に新しいもので。
本当はそこに何があるかは誰にもわかりません。
昨日の延長線上に、私の人生ってこんなもん。
って思っているなら、それは本当?
って一瞬立ち止まって考えてみてはどうでしょうか?

一緒に登山計画作って、いい景色を眺められたらいいなと思います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

  • この記事を書いた人

zoomオンライン心理カウンセラー:塩澤順哉

うつを克服して好きだったことを取り戻すzoomオンラインカウンセラー 塩澤順哉 うつになったことで好きだった仕事、育児、料理、趣味ができなくなった方へ。 自身がうつを克服して、カウンセラーとして200名以上の相談実績。 最短3ヶ月で病院にかかっても改善されなかったうつを克服するサポートをしています。 詳しくはこちらから

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