心理カウンセラー 塩澤順哉です。
うつの妄想で多い、「自己否定の妄想」の3つの種類についてです。
うつ病の思考がさらに極端になると、妄想に発展することが稀ではありません。
よく注意してみると、うつ病のほとんどに、軽いけれど妄想があると言えます。
妄想の構成要素は下記の2つです。
- 事実に全く根ざしていない
- いくらまわりで説得しても、訂正することができない
この2つが要素で構成されている概念を妄想と言います。
妄想とは、現実世界とのずれが修正不可能であるという点が、妄想のポイントです。
うつ病の妄想の特徴としては、自己否定にあります。
お金に関する妄想で、”貧困妄想”として、
- もう破産する
- 一文無しになる
- 全財産をなくしてしまった
何も悪くないのに、妄想として罪悪感を感じてしまう”罪悪妄想”
- 世間に対して申し訳ないことをした
- 迷惑ばかりかけてきた人生だった
- 自分が生きていると社会の害になる
- 死んでお詫びをするしかない
このような、悲観的、自罰的な妄想になります。
というような2つのパターンが見られます。
それに対して、精神病の妄想は”被害妄想”が中心になります。
- 誰かが自分を殺そうとしている
- 近所の人が陥れようとしている
- 近所の人が監視している
このような内容は、極めて人間的なものですので、
ちょっと話しをすれば自分の間違いに気づける。
「このような、妄想してしまうんです。」
と感じているあなたは、それが妄想だということに気づいています。
それはここで言う妄想とはレベルが異なります。
この考えを修正することが困難である。
その点が”妄想”と言うレベルであるということです。
妄想と関連があることとして、
うつと関連のある「死にたい気持ち」
悲観的な考えから抜け出せないというものがあります。
死にたい気持ちは、カウンセリングで解決できます。
私も、うつ状態になったとき、
ふとした瞬間に「死にたい」という気持ちになることがよくありました。
頭の中で「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね・・・・・・・・・・・・・」
という言葉だけが延々ループします。
どこかおかしいことには気づいているのですが、
「死ね」が頭の中でグルグル回って止まりません。
涙が出たり、「死にたい」と泣きながら壁を叩いたり
良くそんなことをしてたのを今でも覚えています。
カウンセリングをしていて感じること。
一見元気そうに見えても、死にたいとまで言わなくても、
どこかで
「私なんて生まれて来ない方が良かった。」
そんな風に感じている方が意外に多いことです。
そんな気持ちもカウンセリングで解消することができます。
「生まれて来ない方がよかった」そんな気持ちが無くなったら、
それはあなたの人生にとって、どんな意味がありそうでしょうか?
死にたいという気持ちは、カウンセリングで解消することができます。
最短、3ヶ月で改善した方もおられます。
あの死にたい気持ちは本当に辛いものですね。
死にたい気持ちは、カウンセリングで解消できるものです。
それだけで、あなたの辛い気持ちは伝わります。
僕も死にたい気持ちが無くなったように、
あなたの死にたい気持ちの必ず無くなると信じています。
最初のその一歩が、止められない思考や、
死にたい気持ちを解消する一歩になるようにサポートします。
具体的に、どうやって死にたい気持ちをゆるめるの?
という疑問が湧いたのではないでしょうか。
うつを経験した僕自身の体験。
これまで沢山の心理学を学んできた中から
死にたい気持ちを解決する具体的な方法について
詳しく説明させて頂きました。
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