うつ専門カウンセリング 京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉 です。
眠れない夜に、寝ないと。寝ないとと思って結局寝られなかった。そんな経験はありませんか?
寝ようと思えば思う程、眠れなくなってしまいます。
それが人間の心の働きです。
うつ病と不眠症の関係についてお話しします。
うつ病で悩んでおられる方の多くは、同時に不眠にも悩んでいることが多いです。
そして、この不眠症にも3つの種類があります。
- 入眠障害(眠るとき)
- 中途錯覚(眠っている途中)
- 早朝錯覚(早朝に目覚める)
不眠症、と言っても、このように分類があります。
このように3つに分けられるということです。
睡眠に関する悩み、不眠症もカウンセリングで解決することができるものです。
カウンセリングに来られる方の80%以上が、
カウンセリングを受けると、疲れるのか、夜はぐっすり眠れるようになりました。
という声を頂きます。
眠れない。これは本当に辛いですね。
特に、眠る前になっても、体の緊張状態が取れないというものが、入眠障害の時は多いです。
不眠症に解消する方法として、
- 不眠症の身体的な緊張を、セルフケアで改善する。
- 不眠症の心理的な根本課題を解決する
アプローチとしては、この2つの方法があります。
そうです。心は、体とつながっています。
ストレッチをしたり、するとすっと眠れます。
特に、腕のストレッチが効果的です。
最近、急に暑くなり、寝苦しいですね。
私も、寝付きが悪かったりして、どうしよう。と思うのですが、
そんな時は、ただ、呼吸に意識を向けます。そして、手のストレッチをします。
ここ2年ほど、ヨガをする習慣ができたので、深い呼吸に意識を向けるだけで、体が緩まるようになりました。
ストレッチやヨガは本当に効果があります。
お風呂なんかもいいですね。
しっかり体を緩めて、緊張をほぐしてください。
体は、緩めよう。緩めようと頭で考えても、余計に緊張します。
体を緩める方法は2つです。
- 深い呼吸をする。
- 一度、ギュッと力を入れてパッと緊張を取る。
このような方法が身体的なアプローチになります。
ただ、この方法だと、根本から解決するというのは難しいです。
そこで、心理的な根本課題の解消についてお話しさせて頂きます。
不眠症という悩みを改善しようとしているあなたは、
不眠症という症状1つだけで困っている。
というわけではないのではないでしょうか?
ですので、まず、不眠症を改善しようとすると、
それ以外でもどんなことで悩んでいるのか?
ということをお聞きする必要があります。
例えば、やる気が出ない。無気力状態。
というようなことや、人間関係に関する悩みというようなこと。
仕事のストレスが重なって、
不眠症という症状が一番表面に出てきている。
というような状態になっています。
ですので、不眠症を改善しようとすると、
もう少し詳しく、不眠症を構成する原因を見ていく必要があります。
ただ、それだけでは、結局何が課題なのかということがわからないので、
大きくこういう傾向を持っている人が不眠症になる。
ということをお話しさせて頂きます。
- 感情を抑える、我慢する癖がある
- 「楽しいこと」をすることができない。楽しむことを禁止している。
不眠症になる方にはこのような特徴があります。
1つ目の感情を抑える、我慢する癖がある。
というのは何となくイメージできそうですね。
気持ちを我慢すると、色んなストレスが心にも体にも溜まって寝れなくなる。
2つ目の「楽しいこと」をすることができない。
楽しむ事を禁止している。
とはどういうことでしょうか?
人間の3大欲求は、食欲、睡眠欲、性欲の3つです。
睡眠というのも、人にとって楽しくて心地よいものです。
ところが、楽しい事をしてはいけない。
楽しむことを自分に禁止する気持ちというようなことがあると、
本来楽しいことであるはずの睡眠が上手くとることができなくなる。
ということがわかっています。
カウンセリングで楽しいことをすることに対する禁止する気持ちを解消する。
ということをしていくと不眠症は改善されることがわかっています。
いかがでしたでしょうか?
頭で、寝ようと寝ようと思っても、余計眠れないのと同じですね。
眠りに関する悩みもカウンセリングで解決することができます。
眠れないあなた。諦めないで、一度ご相談ください。
私も、うつ病になった時、眠れなくてお薬を飲んでいました。
ですが、今では、夜はスッキリ寝て、朝から動いています。
それは、カウンセリングを受けてできるようになりました。
あなたも、そんな風になれます。必ずなれます。