カウンセラーの個人的な経験

友達に痛いところを突かれた、失恋の恥ずかしい話し。

うつ病克服専門 京都心理カウンセリング

心理カウンセラー 塩澤順哉です。
今日はまた僕のぶっちゃけ話しシリーズで行きたいと思います。

友達との会話の中で突っ込まれたことがありました。

 

友「そういえば、しおちゃんなんで、●●と別れたの?」

僕「えっ?付き合ってないよ。僕が振られただけなんで。」

友「えっ?付き合ってたんじゃないの?」

僕「・・・。」

 

↑ こういうことってないですか?

人生、失敗の多い僕だけの話でしょうか。。。

真実に目を向けるのがちょっと怖い。

このやり取りは一度だけじゃなくて、

2回目だったので、見つめてみることにしました。

 

 

「事実」と「解釈」 があります。

これ、どっちが 事実 で どっちが解釈なのかな?

何があったのかな?っと思い出すだけでちょっと嫌な感じがします。

出て来た答えはこれでした。

最終的に「振られた」ってのは「事実」

だけど、そこに至るプロセスを僕は見たくなかったんですね。

伝えたい事も、やってあげたい事も、山盛りあったのに。

何一つとして、やってあげられないまま。

一緒にいる時間を作る事すらできないまま。

別れることになりました。

何かそこを僕は見たくなかったんだなって思いました。

 

カウンセリングをやっていると、

毎回、毎回、こういうことが出て来ます。

小さい時に、お父さん、お母さんに褒めてもらえるように、

自分の気持を押し殺して我慢してみたり。

認めて貰えるように無理して一生懸命頑張ったり。
悩みの根本原因を探して見つけて行くと、

「こんなに辛いを思いをするぐらいなら、解釈を変えてしまおう」

こんな風に、無意識に、解釈を変えちゃうんですよね。

「こんなに辛い思いをするなら、振られただけと思っておこう。」

僕の場合は、こういう感じでした。

「こんなに大切に思っているのに、何もしてあげられなかった。」

という真実に直面するのが辛かったんですね。

だから、友達に「付き合ってない」って言い張ったんです。

でも、その友達は、彼女から話も聞いてたので、「???」

ってなってました。

 

そう。僕が向き合う必要があったのは、

「大事に思っているのに、何もしてあげられなかった」ということです。

ただ、これもまた、僕の思いなので

それを彼女が、どう捉えているかは聞いてみないとわかりません。

 

こういうことが、

心の中で日々、起こってるわけですね。

あっ勿論、僕にもこんな風に起こってくるわけです。

それは、これからもずっと変らないと思います。

だけど、今の僕にはそれに気づく力があります。

これ、とっても大事です。

「気付いてないもの」これは何ともしようがないからです。

逆にいうと、

「気付いている」

「解決したい」と思ったものは、解決できるんですね。

 

カウンセリングではこんな風にちょっと涙がこぼれてしまうような。

あんまり見たくないような事を扱う事もあるけれど。

そこには、誰かのことを凄く大事に思ったり。

凄く大好きだったり。

そんな気持がいっつも隠れてるんですね。

その痛みに隠れてしまっている。

「好き」とか「大切」に思う気持ち。

カウンセリングはその気持を見つけて行くことだったりします。

未だに、僕もこんな風にやっちゃうんですよね。

それでも大丈夫。

 

僕はそんな経験ばっかりしてきてるので。

そういうの、乗りこえるのだけは凄く得意です。

失敗の多い人生をだったことがココになって初めて活きてきました。

 

あなたの、見たくない真実はどんなことですか?

  • この記事を書いた人

zoomオンライン心理カウンセラー:塩澤順哉

うつを克服して好きだったことを取り戻すzoomオンラインカウンセラー 塩澤順哉 うつになったことで好きだった仕事、育児、料理、趣味ができなくなった方へ。 自身がうつを克服して、カウンセラーとして200名以上の相談実績。 最短3ヶ月で病院にかかっても改善されなかったうつを克服するサポートをしています。 詳しくはこちらから

© 2024 オンライン心理カウンセラー 塩澤順哉 Powered by AFFINGER5