うつ状態になる、2ヶ月前、胃潰瘍で入院。
失恋が原因でうつ病になったのかもしれないと思っていました。
だけど、恥ずかしくてそんな風にこれまで言えませんでした。
7年間のうつ病経験を活かし、うつで困っている人の力になる。
うつ経験を活かしカウンセリングをしています。
自分のうつ経験が、うつで苦しい思いをしている人の力になるように記事を書いています。
京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉です。
- 塩澤さんって何が原因でうつ病になったんですか?
- 塩澤さんって何がきっかけでうつ病になったんですか?
こんな質問を頂きます。 1と2が違うことは文字にしてみるとわかります。
- 何が原因でうつ病になったんでしょう?
- 何がきっかけでうつ病になったんでしょう?
- うつ状態になる、2ヶ月前胃潰瘍で入院していました。
- 胃潰瘍で入院する1週間前、失恋しました。
- 胃潰瘍になった時、色んなストレスを抱えていました。
- 胃潰瘍になった時、何で胃潰瘍になったのかもわかりませんでした。
- 胃潰瘍で入院していた時、父がうつ病で休職していました。
- 胃潰瘍で入院する前、進路の事で悩んでいました。
- 胃潰瘍で入院する前、人間関係で悩んでいました。
うつ病になる前、うつ状態になる前。こんなことがありました。
どれも、うつ病のきっかけとも言えそうだし、どれも原因とも言えそうです。
胃潰瘍になる一週間前に、失恋しました。
そのことから、うつ病のきっかけは失恋が原因とも言えそうです。
これでは、日常会話のレベルのお話で、結局何が原因なのかわかりません。
そして、
胃潰瘍になった人、失恋した人
この人たちが、うつ病になるかと言われると必ずそうなるとは限りません。
だったら、その違いって何なんでしょう?
なぜ、胃潰瘍になっても、失恋しても うつ病にならない人がいて。
失業しても、倒産しても、病気になっても、うつ病にならない人もいれば。
失業して、倒産して、病気になって、失恋して、うつ病になる人がいるんでしょう?
これっておかしいと思いませんか?
僕は、何でだろうなぁ。っと凄く不思議に思っていました。
それらがもちろん「きっかけ」になることはあっても
どうやら「原因」ではないようです。
だとしたら、本当の原因は何なんでしょう?
答えはこれです。
幼少期にできた思い込みです。(心理学の言葉でビリーフと言います。)
うつ病を作り出す思い込みの中に、
「存在してはいけない」というものがあります。
その思い込み(ビリーフ)はこんな風に作られます。
- 「あんたなんて、いらない子だ」
- 「生まれて来なければ良かったのに」
- 「あなたが生まれたせいで私は幸せになれなかった」
というように、言語で思い込みが作られることがあれば、
非言語で思い込みが作られることもあります。
例えば、
- 親の自殺
- 親が投げやりな生き方をしていた
- いじめ
- 性的、身体的、精神的虐待
こういう出来事がきっかけで、「存在してはいけない」という思い込み(ビリーフ)ができます。
ビリーフは主に両親との関わりの中でできる。
と覚えてもらって間違いありません。
正確には
- 「繰り返し」
- 「強い感情を伴う出来事」
- 「影響力の強い人(主に両親)の言動」
によってその思い込み(ビリーフ)はできます。
そんな思い込みを小さなあなたが持ってしまいます。
すると、大きくなってから、18歳以降ぐらい〜は
その思い込み(ビリーフ)を証明するような生き方をしてしまいます。
思い込み(ビリーフ)を強化するような行動ということで、「強化行動」と呼びます。
そんな思い込みがあったとしても、小さな頃はそれでいいのですが、
どんどんその思い込みを強化していく行動をあなたは無意識に取ってしまうので、
コップに水が溜まっていくように、
どんどん、「存在してはいけない」という思いが積もっていきます。
うつ病をつくる原因になる思い込みは、「存在してはいけない」
だけではありません。
他にも、いくつかあります。
ですので、その他にもある思い込みもどんどん積もって、
コップから溢れた日に、身体の症状として出てきます。
本当は、胃潰瘍もうつ病も悪いものではないですね。
蓋をして生きて来たその下に苦しい思い込みがあることを教えてくれているんです。
カウンセリングでは、その蓋をしてしまった下にある
苦しい思い込みを外していくということをします。
小さい時から持っているその思い込みを解除していくことで、
必ず変われます。
僕自身が、思い込み(ビリーフ)を外すカウンセリングを受けて、凄い効果を感じました。
小さな頃から持っている思い込みを外す。
ちょっと勇気がいるかもしれません。
必ず外せるものです。
全力でサポートさせて頂きます。
記事を読んで思い込みを外して、楽に生きたい。
という方はお気軽にお問い合わせください。