心理カウンセラー 塩澤順哉です。
本棚に3冊以上自己啓発本があると危険です。
うつを改善させたいけど。
改善できてない。
その理由の根本として、正しい知識がないことがあります。
そんな方の話を聞くと、
「自己啓発本」を読んでいると言う共通点があります。
自己啓発本をうつの人が読むとどうなるのか。
そのことをお話しします。
自己啓発本を否定したいわけではありません。
僕も自己啓発本を読みます。
ただ、読み始めるにはタイミングが重要です。
この時からという明確なタイミングがあります。
「存在否定」がなくなったタイミングです。
詳しくお話しさせて頂きます。
まず、前提として、うつになっている人というのは
「自分の存在否定」ということを無自覚のうちに必ずやっています。
・私はいない方がいい
・消えてしまいたい
・ここに居たくない
・死にたい
こういう感覚が「存在否定」です。
世の中にはいろんな人がいます。
その中でも
「存在否定」をしている人
「存在否定」をしていない人
この2つに分けることができます。
簡単に言うと、存在否定をしていない人は
自己啓発本を読んでも大丈夫です。
自己啓発本を書いた人も、「存在否定」していない人
なのでそのまま実践すると上手く行くからです。
逆に「存在否定」している人
が読むとどうなるでしょう。
「存在否定」は心の奥底にしまいこんでいるものです。
目にも見えません。
親から、その感覚を引き継いでいることもあります。
0〜3歳という記憶もない時から持っていることもあります。
そういう時から初期設定として「存在否定」を土台に持つ人が
自己啓発をようとするんです。
危険な香りがしますね。
家を例えに考えると。
「存在否定」という基礎の上に、「自己啓発」という家を建てている感じ
それは、住みごごちもよくなければ。
なんか息苦しい感じになるわけです。
いくら立派な家を建てても、
基礎が「自己否定です」
これでイメージしていただけたでしょうか?
うつの人が自己啓発本を読むと言うのは
こういうことです。
自己啓発本というとこういう本もそれに当たります。
・スピリチュアル系の本
・引き寄せの法則 系の本
・「感謝しよう」という方向の本
今すぐそういう本を捨ててください。
と言う話しではなくて。
その本を読むのは、「存在否定」をやめてからです。
順番を間違うと、なんで上手くいかないの?
私がダメなの?という間違った方向に進むからです。
ひらがなが読めない。書けないのに。
漢字の勉強するぞ!って順番がおかしいですよね?
できるようになったことだと、順番が大事なのはよくわかるかと思います。
できないままでいるということは、その前に必要なステップが抜けてます。
単純にそれだけの話しですが、それを自覚するのは難しいです。
心の話は目に見えないですし。
「存在否定」は小さい時からあなたの感覚として当たり前になっていたなら
そんなステップが抜けている。
そういう基礎がない。
なんていうことに気づかないことの方がある意味当たり前
自然なことなのではないでしょうか。
こんな風に書いている僕も、今ではそれがわかります。
ただ、そういうことを知らなかった時。
何でこんなに辛いんだろう。。。
なんで、うつが治らないんだろう。。。
というように悩んできました。
「存在否定が当たり前」という世界に生きて、
あなたと同じように悩んできました。
「存在否定」に気づくということができたら、半分まできています。
本当にあと少しなんですね。
ここまで、たどり着いて頂いたあなたに
「存在否定」をどのように治していくのか
家で例えると、基礎をどのように整えるのか
と言うことを詳しく書かせて頂きました。
あなたはもうあと、半分の所までこられました。
「存在否定」をどようにやめるのか
最後まで書かせて頂きました。
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