カウンセラーからの【お知らせ】

子供がいるけれど離婚。1番大切な子供にしてあげられること。

京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉です。

今日は、子供がいるけれど離婚する。

そんなあなたに、1番大切な子供にしてあげられることについてお話しさせて頂きます。

結論から先にお伝えさせて頂きます。

  1. 「離婚することになったけれど、それは、●●君のせいじゃないからね。」
  2. 「離婚しても、●●ちゃんのこと大好きなのはずっと変らないからね。」

離婚するにあたって、何故この2つが大切かわかりますか?

離婚というのは、大好きなお父さんとお母さんが別れてしまうということ。

例えお子さんが、平気そうな顔をしていたとしても、傷付いています。

あなたのお子さんは、お父さん、お母さん仲良くしてよ!

心の中で必ずそんな風に思っています。

離婚というのは、親同士にとっても凄く辛いことである事は確かです。

何の責任もない、弱い立場の子供に一番大きな負担がかかる事も事実として受け止めなければなりません。

その上で、少しでも、お子さんの為にできることがあります。

1つ目は

「離婚するのは、あなたのせいではない。私たちの問題である」

ということをハッキリ伝えること。

これが何故大切なのかをお伝えさせて頂きます。

お子さんはこんな風に考えてしまうからです。

  • 離婚は、私が悪い事をしたからだ。
  • 離婚は、私が両親の喧嘩を止められなかったからだ。
  • 離婚は、私が両親の言う事を聞かなかったからだ。
  • 離婚は、私があのとき、お母(父)さんに●●を言ったからだ。

というように、

「親が離婚したのは、私が悪かった」

と子供が思い込みを作らないということです。

あなたのことが大好きなお子さんは、

私が悪い事をしたから。私が●●だから。というように、

目の前にあるとても辛い現実を目にした時に、私が悪かった。

と結論付けてしまうことがよくあります。

お子さんは自分が悪くないことがどこかでわかっていたとしても、

あなたの離婚について、自分に何かできることがなかったのか?

と考えてしまうものなのです。

だから、ハッキリと、

  • 離婚は、私たちの問題である。
  • 離婚は、あなたに何の責任もないことだ。

ということをハッキリと伝える。

時によっては、何度も伝えるということが必要な事もあるかもしれません。

ということがまず1つ目にとても大切なことです。

そして、2つ目の大切なことは、

離婚しても、あなたは愛される大切な存在だ

と伝える事です。

  • 離婚しても、あなたの事が大好きな事は変らない
  • 離婚しても、あなたの幸せをいつも願っている
  • 離婚しても、あなたへの愛情は変らない
  • 離婚しても、あたなは大切な存在である

ということをハッキリ伝えることです。

  • 離婚するということは、私は愛されてないのかな?
  • 離婚するということは、私は大切じゃないのかな?
  • 離婚するということは、私の幸せを考えてくれてないのかな?

離婚をお子さんがこんな風に意味付けてしまうことがあるからです。

離婚は私のせいだ

の他に、

離婚するということは、私は愛されていない、大切ではない。

というような思い込みを持つ事があります。

子供というのは、十分な、知識や経験、判断力がないため、

離婚をこのように捉えてしまうことがあるからです。

 

いかがでしたでしょうか?

 

  1. 「離婚することになったけれど、それは、●●君のせいじゃないからね。」
  2. 「離婚しても、●●ちゃんのこと大好きなのはずっと変らないからね。」

 

というようなことをお子さんに伝えられていましたか?

まず、両方伝えられ入るのであれば、

きっとお子さんにそれは伝わっているのではないかと思われます。

 

ただ、それが本当に伝わっているのかはお子さんに聞いてみないとわかりません。

●●ちゃん(君)は、自分のせいだって思ってない?

って聞いてみると「少し思ってる。」とかいうお返事があったりするかもしれません。

完全にゼロにすることは難しいかもしれません。

ただ、あなたが、お子さんのその気持に寄り添おうとしている気持は必ず伝わります。

例え、離婚することになったとしても、その事にしっかり向き合ってくれた。

できるだけのことはやってくれたという感覚をお子さんが持ててるかな?

というような視点でお子さんの言葉だけではなく、

我慢している気持がないか表情なんかも見てみてください。

離婚というのは、一般的に見るとネガティブなことだとは思います。

しかし、離婚が良いとか悪いとかいう話をしても、誰も救われません。

なので、離婚をするというあなたには、

  1. 「離婚することになったけれど、それは、●●君のせいじゃないからね。」
  2. 「離婚しても、●●ちゃんのこと大好きなのはずっと変らないからね。」

この2つをしっかりお子さんに伝える。

それから、別れた先の人生を、幸せに生きるということを決めて離婚できるといいですね。

ただ、なかなかそこまで思い切れない状況もあると思います。

離婚すると決めたあなた自身のことについて。

親権の問題、養育費、これからの生活、自分自信の辛さ。

離婚はあなたにとって凄くストレスがかかることですね。

そんな気持の話をしてどうするのか?

もし、あなたが、そのような事で頭がいっぱいになっているなら。

もう一度、お子さんがどんなことを感じているのか。

お話ししてみてください。

離婚は、2人で決めたことなんだけど、私も本当に辛い。

そんな気持ちもどれだけ隠しても、あなたのお子さんはお見通しです。

隠しても仕方ありません。

お子さんの気持も大切ですが、

あなた自信の気持も大事にしてみてください。

【追伸】

離婚問題、親子関係の問題を解消するお手伝いもしています。

僕自身、両親との関係で凄く悩んだ体験があるからです。

 

  • この記事を書いた人

zoomオンライン心理カウンセラー:塩澤順哉

うつを克服して好きだったことを取り戻すzoomオンラインカウンセラー 塩澤順哉 うつになったことで好きだった仕事、育児、料理、趣味ができなくなった方へ。 自身がうつを克服して、カウンセラーとして200名以上の相談実績。 最短3ヶ月で病院にかかっても改善されなかったうつを克服するサポートをしています。 詳しくはこちらから

© 2024 オンライン心理カウンセラー 塩澤順哉 Powered by AFFINGER5