うつ克服体験記 カウンセラーの個人的な経験

こんな人生絶対に変えてやると心に誓った瞬間

心理カウンセラー 塩澤順哉です。

知ってる方もおられるかと思いますが。

30歳ぐらいまで、定職についたことがなく。

うつ病患者でした。

そんな自分をメチャクチャ惨めだと思っていました。

正直に言うと、僕がこんな事になったのは親のせいだと思ってました。

そんな時に、人生最大の痛みがやってきたわけです。

今日はその話をさせて頂きます。

これは、何気ない兄弟の会話です。

僕には2つ年下の弟がいます。

27歳のある日、僕は弟にこう聞きました。

僕「お前、就職どうすんの?」

弟「まだわからん。」

僕「エントリーシートとか、面接とかは?」

弟「ん? そんなんないねん。」

僕「???」

僕(あれ、僕、就活したことないから何か間違ったこと聞いたかな?)

弟「●菱、と●崎から声かかってるねんけど、どうしようかと思ってて」

僕「ん?何それ? 」

僕「。。。」

僕「●菱ってあの、車とか、テレビとか作ってる?」

弟「そうそう」

僕「(ちーん・・・。)」

多分、僕は自分の部屋のベッドの上でこの話を聞いて、

それから布団の中にもぐって、寝逃げが始まりました。

寝逃げが何日続いたかはご想像にお任せします。。。

なかなか残酷な現実を突きつけられました。

僕と、弟は、同じ、親から生まれたはずで。

同じ家で、同じものを食べてそだってきたはずです。

それが、ベッドで寝逃げする兄。当然。無職。。。

大手企業からウチで働きませんか〜 という話が来てる。

えっ?何コレ?

これが現実だったのか。

僕は夢だと思いたいと思いましたが、

寝逃げしても、寝逃げしても、それは夢ではないようでした。

最悪だ。

同じ兄弟なのに、何でこんなに違うの?

親は実は違うものを食べさせていたのか?

いやありえない。

いきついたのはこの2つ

  1. 僕だけに何か意地悪をした。
  2. 産まれた時から何かしら障害があった。

僕は絶対にこのどっちかだと思いました。

(どちらも間違いです。)

その時は今みたいな心理学の知識がなかったので。

(無知って怖いですね。。。)

本気で、そんな風に思ってました。

何日も布団から出られなかったような気がします。

でもね。この体験あって良かったなって思うんです。

僕には必要でした。

これがなかったら、そこまでこの仕事に取り組めなかったと思うんです。

その時、僕は未来に希望なんてない。

俺の、人生終ったな。

もぅ自殺でもするか。

何の希望もない。。。

こんな感じでした。

 

痛みって辛いですよ。

ただ、もぅ痛過ぎて、そのピークを突き抜けた瞬間。

それは、プラスに好転させる原動力にも成る。

今でも思ってます。

僕の20代って一体なんだったんだろう?って

失われた10年です。

今、僕ができるだけのことは死ぬまでの50年やりきった!

って思いたい。

後悔がないように生きたいと思っているのは、

この失われた20代のおかげです。

人生の3分の1がうつ病でした。

何一つ思うようにならなかった人生。

だからこそ、僕は今、辛い思いをしている人に

少しでも、まず僕の存在を知って欲しいと思いますし、

こんな風に人生って変ることをしってほしいんです。

数年前まで、現実逃避して、寝逃げしてた男です。

はっきり言って、何の希望もありませんでした。

泣きそうになりますが、何の希望もありませんでした。

涙が出ますが、何の希望もありませんでした。

ティッシュが欲しいですが、何の希望もありませんでした。

しばらく泣いてたいと思いますが、何の希望もありませんでした。

それでも言いたい。

現実から目を背けるなと。

ちょっと厳しいかもしれませんが。僕はそう思います。

今、手にしている現実は、他でもない自分が選んだ結果でしかありません。

ある日、弟がこんなことを言ってました。

「俺、そんだけ努力したし。」

何かね。僕、全部、親のせいにしてきたなって思ったんです。

全部親があれやってくれなかった。

これやってくれなかった。

今この時代、ネットで検索しまくって、本読んだら、

大体どんな知識でも手に入ります。

なのに、人生が上手く行かないの全部親のせいにして。

自分の人生から逃げてたなって思ったんです。

そう。希望がないのも親のせいです。

本当にそう思ってました。

だけど、もぅやめようって思ったんです。

そんな風に思えたのは、ここ、2、3ヶ月とはいいいませんが、

ここ2、3年のことですけどね。

最初はとにかく、何でも親のせい本当にそう思ってました。

あいつら(両親)のせいで、俺の人生メチャクチャ。

本当にこう思ってました。

だけど、これ。何も解決しないんです。。。

別にそう思い続けるのも一つの選択です。

ただ、僕はおじいちゃんになったときに。

それでも、親のせいで俺の人生メチャクチャになった。

それはさすがに、ダサイと思いました。

カウンセリング受けて、だんだんそんな風に思えました。

ちょっとずつカウンセリングで変って行ける。

そんな感覚がありました。

随分格好わるい話ですが、これが僕のリアルな過去です。

でも、今はこれがネタになってます。

どんな痛みも必ずネタになります。

痛ければ痛かった方が。

人生に深みがでると思えるようになりました。

あなたにとって人生最大の痛みはなんでしたか?

人生の痛みから抜け出すために1番大切なこと。

それは、自分自身の存在を認めることです。

あまりにも人生がうまく行かない。

あなたが、そんな風に感じているのであれば、

存在否定している。

心の底に、そんな思いがあります。

その存在否定をやめることで、人生は大きく変わります。

存在否定のやめ方について詳しく解説しました。

詳しくはここをタップしてください。

  • この記事を書いた人

zoomオンライン心理カウンセラー:塩澤順哉

うつを克服して好きだったことを取り戻すzoomオンラインカウンセラー 塩澤順哉 うつになったことで好きだった仕事、育児、料理、趣味ができなくなった方へ。 自身がうつを克服して、カウンセラーとして200名以上の相談実績。 最短3ヶ月で病院にかかっても改善されなかったうつを克服するサポートをしています。 詳しくはこちらから

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