うつ克服の方法

休職、退職した時のお金。傷病手当とお医者さんへの伝え方

病気で休職、退職した時に、一番に「あぁどうしよう。。。」と思うお金の話についてです。

お医者さんに休職の相談をしたけれど、お薬を変えてもう少し様子を見てみましょうか?と言われた。

こんな方に絶対に知って欲しい内容になっています。

お医者さんに、診断書を書いてもらって、休職しながら治療に専念する。

しかも、お給料の一部を頂きながら、お休みするという方法があります。

 

京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉です。

 

この記事を読んでいるあなたは、

病気で、会社に行くのがしんどいな。

でも、辞めたら収入が無くなってしまう。

でも、もぅ気持ちと体が限界だ。。。

そんな方に知って欲しい知識として書いています。

まず、傷病手当金という制度があります。

これは、会社で加入している健康保険からお金をもらえる制度です。

ケガや、病気で働けなくなってしまった時に利用できる制度です。

ただ、種々の条件や必要書類があります。

・医師の診断書(働くことが難しいという証明)

・勤続年数

・お休みを取った日数(連続するお休みが必要)

・申請書類

大きくは、この4つになります。

そして、これらを、会社の社労士さんに相談するということです。

これらがを揃うと、休職している間、1年6ヶ月の期間にわたり、

お給料約7割の金額が支給されるという制度です。

ここで、大切なことは、まずこういう制度があるということを知るということです。

休みたいけれど、お金のことがネックで休めない。

お医者さんに休職の相談をしてみたけれど、お薬を変えて様子をみてみましょうか?

と言われたけれど、本当はもう仕事に行くのが辛すぎて休みたい。

そんなことってありますよね。

しかも、お医者さんには、何度か休職したいと言ったけれど。

「もう少し様子を見ましょう。」

こう言われてしまうと、こんなにしんどいのに休むこともできないのか。。。

と思ってしまいます。

それは、お医者さんに、あなたの状態が正しく伝わっていない。

ということが原因になっていることがあります。

では、「具体的にどういう風にお医者さんに休職したいって伝えたらいいの?」

という疑問が浮かんで来ると思います。

そのお医者さんへの伝え方について具体的にお伝えしていきます。

・症状がいつからあるのか?

・具体的にどんな症状なのか?

・具体的に、日常生活の中でどんな事に困っているのか?

ポイントは大きくいうと、このような感じです。

それを具体的にしてみます。

・2ヶ月前から、寝付けなくて、いつも睡眠不足で体がだるいです。

・その結果、集中力不足になり、元気な時には1時間でできていた、***の業務が、最近では3時間以上かかるようになることがあります。

・その結果、最初は上司も心配してくれていたのですが、だんだん上司も、チームメンバーからの風当たりがきつくなり、会社の中に居場所がなくなった感じがして、余計に良くない方向に進んでいます。

・朝起きられなかったり、布団から出られない日もあり、この前は、1日無断欠勤してしまいました。

・このままでは、仕事にいけないと思うので、休職と、傷病手当の手続きを取りたいです。

こんな風に、具体的なエピソードを交えながら、どうしたのか明確に伝える。

ここまで整理しないと、お医者さんにも伝わらないことがあります。

そうです。

あなたの、しんどささったり、現状はお医者さんに伝わってないんです。

そして、この記事を読んで、こうそうたらいいんだ!と知識を持つだけでは意味がありません。

上に書いたのは例えばの話しです。

これを「私の場合」に置き換えて、紙に書き出さないといけません。

考えてみれば、風邪かな?っと思ってお医者さんに行く時同じことをしていませんか?

・昨日から、喉が痛くて、風邪をひいたようです。

・喉の痛みが辛いので、お薬をください。

きっとあなたはこういう風に何が辛いのかということを明確にお医者さんに伝えています。

これは、風邪でも、うつでも同じことです。

ただ、うつの厄介なところは、時系列にしたり整理して話すということが上手くできなくなってしまいます。

それで上手く伝わらないということがよくあります。

僕のカウンセリングでは、では、具体的にどんな風にお医者さんに伝えるのか?

ということを一緒に整理していきます。

もし、あなたが自分でメモするのが難しいのでれば、僕がメールで書いて送らせて頂きます。

なぜ、僕がこんなお手伝いをさせて頂けるかというと、僕自身がお医者さんとのやり取りで凄く困ったからです。

何をどんな風に伝えたらいいのか、上手く働かない頭で伝えようとするのは物凄く疲れます。

なので、お医者さんに、「変わりないですか?」と聞かれると、

「(上手く伝わらないし。)変わりないです。」と言ってしまいます。

これで、状況が良くなりそうででしょうか?

僕は、こんなやり取りを、5年ほどお医者さんと続けてしまいました。

風邪なら正確伝えられるのに、うつだと上手く伝えられない。

そんな風になってしまうのはよくあることです。

 

こんなことでも、カウンセラーに相談していいの?と思われましたか?

こういうことだからこそ、うつを克服した僕に相談して欲しいと思います。

そして、こういったご相談は、対面のカウンセリングでなくても、全国電話で対応できます。

お申し込みのページから、傷病手当について相談したいです。

というようにメッセージください。

仕事を休みながら、復職までサポートさせて頂きます。

カウンセリングでは、心理的なご相談以外にも、こういう制度のことも解決させて頂きます。

  • この記事を書いた人

zoomオンライン心理カウンセラー:塩澤順哉

うつを克服して好きだったことを取り戻すzoomオンラインカウンセラー 塩澤順哉 うつになったことで好きだった仕事、育児、料理、趣味ができなくなった方へ。 自身がうつを克服して、カウンセラーとして200名以上の相談実績。 最短3ヶ月で病院にかかっても改善されなかったうつを克服するサポートをしています。 詳しくはこちらから

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