失恋きっかけで、うつ病。克服して、心理カウンセラーになりました。

「うつヌケ」白と黒の歯車の正体って気になりませんでしたか?

京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉です。

「うつヌケ」田中圭一著 について カウンセラー目線で説明させて頂きます。

白の歯車、黒の歯車。えっそれって一体何なの?って思われませんでしたか?

人の頭の中には

白の歯車と

黒い歯車が

あって、黒い歯車が頭の中で悪さをするということでした。

これ。まさに、その通りなんですね。

この白い歯車、黒い歯車という例えになって終わっているのですが。

カウンセラーという視点から、この2つの歯車って一体何なの?ということをお話しさせて頂きます。

答えを先にお伝えしてしまいます。

白い歯車=エンパワメント・ビリーフ(力づけになる、思い込み)

黒い歯車=リミッティング・ビリーフ(制限する、思い込み)

のことです。

黒い歯車=リミッティング・ビリーフ のことを 「ビリーフ」と呼んでいます。

そして、このビリーフを書き換えるカウンセリングをビリーフチェンジセラピーと呼んでいます。

もう少し詳しく見ていきたいと思います。

黒の歯車が頭の中で、回らなくなると、「うつヌケ」できるわけです。

この黒い歯車とは、リミッティング(制限する)ビリーフ(思い込み、信念)となります。

何を制限している思い込みなのかというと。

「あなたの人生」を頭の中で制限している思い込み、信念です。

第5話 P35の例がわかりやすいです。

8歳の女の子は両親の離婚の時にこんな制限する信念を身につけました。

「私さえいなくなればこの場はうまくいく」

そうです。自分自身の存在を否定してしまったんです。

ビリーフには色々種類があります。

その中でも「存在するな」というビリーフです。

そして、8歳の女の子はこんな人生を選ぶことも決めています。

「状況が行き詰まったら自分を引き算する」

このように幼少期に決めた生き方のことを人生脚本と言います。

想像してみてください。

8歳の女の子にとって、お父さん、お父さんの離婚というのはどれほどショックなことか。

両親が例え、離婚はあなたのせいじゃないよ!とどれだけ伝えたとしても、

子供は「私のせいで、離婚するんだ」と思い込んでしまうことがあるというのは想像できますか?

こんな風に、8歳の時にビリーフができた女の子はどんな風に育っていくでしょうか?

彼女は大人になってから、

仕事や、登山を通して「うつヌケ」していくのですが。

心理的な背景を見てみると8歳の時に身につけた「存在するな」というビリーフ

これが、不眠、早朝錯覚、じんましん、不安、胃潰瘍の本当の原因です。

つまり黒い歯車の正体です。

もちろん、仕事や登山を通して「うつヌケ」していくということは、

ものすごく意味のあることであり、素晴らしい人生だと思います。

ただ、本質的な課題である黒い歯車は一旦横に置いている状態です。

いつ再発するのか?また黒い歯車が何なのか?ということがわかっていない。

その点が、読んでいて凄く複雑な気持ちになりました。

こんな風にもあります。

「出した本は売れる時もダメな時もあった。ダメな時はやっぱりうつが来ました。」

というように、自分自身の存在価値が、本が売れるか売れないかと連動しています。

つまり、

本が売れる自分はOK

本が売れない自分は存在してはいけないからウツ

というようになってしまっています。

かつての、僕自身もこの方と同じようになっていました。

この黒い歯車=ビリーフがウツの正体なので。

そこを変えられるといいですね。

そして、ビリーフは変えることができます。

それは、8歳の時に「私さえいなくなればこの場はうまくいく」

と自分自身で決めたからです。

もちろんそれは、ものすごく辛い決断です。

でも、それは、自分で決めたことなので、ビリーフチェンジ(信念を変える)ことで、

解決していくことができます。

 

著者の田中圭一さん、京都市左京区にお住まいで。

母校の精華大学の教員なんですね。

どこかでお話しできるタイミングを探してみようと思います!

「うつヌケ」シリーズこれからも書いて行きますね。

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