うつ克服体験記 カウンセラーの個人的な経験

失恋とうつ病について。 直撃?!きっかけになった当時の彼女からのメール

うつ病克服専門 京都心理カウンセリング

心理カウンセラー 塩澤順哉です。

今日は、今から13年前の話です。

この曲も聴いてくださいね。

この曲、どうコメントしたらいいか。

当時、お互いこんな風に思ってたのかな?

って僕の気持を代弁してくれているような曲でした。

とっても恥ずかしい話だし、相手があることなのでそのことについて書くのは勇気がいります。

ご本人に承諾を得て記事にさせて頂いています。

僕がうつ病になったきっかけを作った人とお話をすることができました。

えっ?誰? 本当の原因ではなく、あくまでもきっかけです。

そうです。 学生時代にお付き合いしていた、元彼女さんからのメール大公開です。

僕に、深呼吸が必要ですね。

ふー。。。

概略をお話しすると。

当時、僕は20歳でした。

その彼女ができるまで、僕は、自分が産まれて来た事に対して、

「何で産まれて来たんだろう?」と思っていました。

そうです。

  • 自分の存在には価値が無い。
  • 生きていることに意味は無い。
  • 誰もわかってくれる人なんていない。

そんな当時のじゅんや君 は好きな人ができました。

ひょんなきっかけで仲良くなって話をするようになりました。

そこから僕の片思いが始まり。

何とかおつきあいがスタートしました。

彼女と付き合って、凄く衝撃を受けた事。

手を握られると暖かくて、そこに自分の手があることを感じた事でした。

僕は、彼女が手を握ってくれるのが凄く嬉しかったのを覚えています。

あっ。僕という存在がここにいるんだって、

彼女の手の暖かさを通してそれを初めて感じたって感覚でした。

  • 産まれて来ない方が良かった。
  • 存在しない方が良かった。
  • ここにいたくない。
  • いつになったら死ねるかな?

こんなことを漠然と思っていた僕にとって、

彼女の掌は、何か魔法の薬のようなものでした。

彼女がご飯を作ってくれたり、

手を繋いでくれたり、

抱きしめられたり、

じゅんやーって呼んでくれたり。

その全てが、何か僕の生きて来た人生を変えました。

そう。

僕は産まれて初めて、

「産まれて来て良かった」

彼女が側にいてくれて、そんな風に感じたんです。

何かね。僕にとっては、世界がひっくりがえった出来事でした。

産まれて来ない方が良かった。

産まれてきて良かった。

 

だけど、そんな時間も長くは続きませんでした。

就職というヤツがやってきて。

僕らは、何かそんな環境の変化を前に、

関係性を上手く続けることができくなってしまいました。

そして、別れる事になりました。

丁度、その別れから1週間後、僕は胃潰瘍になりました。

今思うと、僕が、僕として、そこに存在する意味だったり。

僕の存在というのは彼女がいて初めてそれを感じられるものだったので、

そんな、僕の一部を切り離してしまったんです。

 

伝わりますでしょうか?

きっかけとしては、彼女と別れた。

これがきっかけです。

だけど、それがうつ病の本当に原因なら、

彼女と別れた人がうつ病になる。

↑ これはおかしいですね。

じゃなくて、もっと小さい時から、

  • 僕は産まれて来なければ良かった。
  • ここにいちゃいけないんだ。
  • 誰からも必要とされない存在だ。

と思っていた。というのがあって、

彼女が側にいてくれることによって、

僕は初めてそうじゃなかったんだ。という体験ができたんです。

ただ、その時間の中で、本当に自分が生きているだけで意味がある。

僕の存在には価値がある。

というようには思えなかった。

彼女という存在を通して初めて自分の存在を認められるというステップでした。

だから、彼女がいなくなったとたんに、胃潰瘍→うつ病 になりました。

これが本当の原因なんですね。

こんな風に、うつ病の人は、自分の存在を否定してます。

でも、その事に気付いてません。

当時僕もここまで明確に、自分の状態を知りませんでした。

心理学を勉強して、勉強して、勉強して。

自分の問題が解決できてやっとこうやって言葉にすることができました。

長かったですね。 僕は13年かかりました。

でもね。

僕、彼女に愛されてるんだろうなっていうのは薄々感じてました。

だけど、自分の存在は否定するし、

僕は人から愛される存在でもない。

そう信じて疑っていませんでした。

だから、彼女とも上手くいかないわけですよ。

僕はこんな風に、恋愛を通して、人と関わる事で、

小さい時に傷付いた、自分の存在には価値が無い。

そんな思いを再体験したのかもしれないけれど。

でも、それも、自分の傷を癒して行く為に必要なステップだったと思っています。

 

うつ病を克服していく上でやっぱり大事なのが、

人との関わりでした。

 

怖かったです。

めちゃくちゃ。

さらっとしか書いてませんが、

彼女との関係の中で沢山傷付いたし、

だけど、僕も沢山傷つけたと思います。

20歳そこそこの僕には、出来る所までよくやったと思います。

でもね。

下にメールを貼付けるんだけど、13年も経つし。

彼女も今は結婚してます。

そんだけ時間が経って、しまっても、こんなメールをもらえることが、

凄く嬉しいなぁって思ったんです。

10年以上前の彼女のこと覚えてますか?

後ろ姿と言い、あの歩き方といい。

何か全然変ってないあの姿を見た時に、

何だか僕も凄く安心したし。

彼女にはこう伝えました。

 

もぅ元気になったし、仕事もしてるし。

僕の心配はしなくてもいいから。って

有り難いですけどね。

お互い一緒にいることはできなかったし。

だけど、彼女は今も僕の事を応援してくれています。

彼女を失った当時の僕には想像もつかないことだと思うけど。

少しお話もできました。

 

あの時、流した涙は無駄じゃなかったな。

13年経って、そう思うわけです。

この記事を読んでくれているあなたにも、

あの時、想像もできなかった未来が待ってると僕は思います。

あなたが、信じようが、信じまいが、それはそうなると信じてます。

それは、きっと、彼女がいつもそう思い続けてくれたから、

僕はこうして元気になれたんだとも思います。

だから、今度は、僕があなたにとって、

あの時の彼女になりたいなって思うんです。

 

たった1人との出会いで、人生が変わる事を僕は知ってます。

僕にはそんな素敵な人が沢山います。

 

僕、メールしたんです。

「お願いがあるけどいいかな?」って

「貰ったメール、ホームページに使っていい???」って聞きました。

返事はこうでした。

こんな返信でした。

「そんなお願いかな〜っと思った(笑)もちろんいいよ◎」

目には見えないけれど、

僕の後ろにはこんな人が沢山います。

今日はそんな凄く大事な1人を紹介させて頂きました。

一緒にいれないけれど。

好き同士だったけど。

お互いの、健康と幸せをただ願う。

そんな、僕の、うつ病のきっかけ失恋のお話でした。

ありがとう。

「うつ病きっかけ元カノ」さんから頂いた応援メッセージはこんな感じ

 

【元彼女からもらった応援メールの続きはこちら】
↑ タップしてもらった応援メールへ

 

【関連記事】

失恋→うつ病の失恋で一番辛かったことはこれだった。。。

  • この記事を書いた人

zoomオンライン心理カウンセラー:塩澤順哉

うつを克服して好きだったことを取り戻すzoomオンラインカウンセラー 塩澤順哉 うつになったことで好きだった仕事、育児、料理、趣味ができなくなった方へ。 自身がうつを克服して、カウンセラーとして200名以上の相談実績。 最短3ヶ月で病院にかかっても改善されなかったうつを克服するサポートをしています。 詳しくはこちらから

© 2024 オンライン心理カウンセラー 塩澤順哉 Powered by AFFINGER5